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Xマスツリーの葉は食べても安全 ベルギーの警告受けスウェーデン見解

AFPBB News / 2025年1月9日 15時19分

ラトビアの森で、サンタクロースの帽子をかぶり、クリスマスツリー用の木を探しに来た女性(2019年12月24日撮影)。(c)Gints Ivuskans/AFP

【AFP=時事】ベルギーがクリスマスツリーを食べることに警告を発したのを受け、スウェーデン当局は8日、若い野生の木であれば、葉をバターやその他の食品に安全に使用できるとの見解を示した。

ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は前日、「クリスマスツリーを食べないで」と、公衆衛生上の見地から異例の呼び掛けを行っていた。

スウェーデン食品安全庁はこれを受け、市販のクリスマスツリーは「食用作物として認可されていない植物保護製品で処理されている可能性があるため、食品とは見なされない」と指摘。しかし、同庁の毒物学者アネリ・ウィーデンファルク氏はAFPに電子メールで、スウェーデンで行われている、若い苗木から葉を集めて食用に使う習慣は、少量なら安全だと述べた。



同氏は、「こうした習慣は通常、葉が小さく柔らかい5月から6月にかけて行われる。木は化学薬品で処理されていない可能性が高い」と説明した。

葉はバターやアルコール飲料の風味付けやシロップなどに使用できる。スモーランズグランという、クリスマスツリー販売を専門とする家族経営の企業によれば、1000年前にバイキングがトウヒビールを醸造していた記録も残っている。

【翻訳編集】AFPBB News

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