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カーター氏の国葬に歴代大統領参列、米国につかの間の結束

AFPBB News / 2025年1月10日 9時29分

米首都のワシントン大聖堂で行われたジミー・カーター元大統領の国葬に参列する(前列左から)ジョー・バイデン大統領、妻のジル氏、カマラ・ハリス副大統領、夫のダグ・エムホフ氏、(後列左から)ビル・クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、ジョージ・W・ブッシュ元大統領、妻のローラ氏、バラク・オバマ元大統領、ドナルド・トランプ次期大統領と妻のメラニア氏(2025年1月9日撮影)。(c)Mandel NGAN/AFP

【AFP=時事】米首都のワシントン大聖堂で9日、昨年末に100歳で死去したジミー・カーター元大統領の国葬が行われた。

葬儀にはジョー・バイデン大統領、今月20日に就任するドナルド・トランプ次期大統領のほか、バラク・オバマ、ジョージ・W・ブッシュ、ビル・クリントンの3氏も参列。存命の歴代大統領が集結し、分断された米国につかの間の結束をもたらした。

バイデン氏は弔辞でカーター氏の「人柄」をたたえた。また、「われわれには憎しみに安全な避難所を与えない義務がある」として、「最も大きな罪である権力の乱用」に立ち向かう重要性を強調。トランプ氏を暗に批判した。

トランプ氏がオバマ氏と談笑したり、マイク・ペンス元副大統領と握手を交わしたりする一幕もあった。2020年大統領選でトランプ氏が勝利したという虚偽の主張をペンス氏が支持しなかった21年の米国議会議事堂暴動以来、2人が会って握手をしたのはこれが初めてとされる。

【翻訳編集】AFPBB News

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