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ジョコ、22年全豪直前に「毒にあたった」と告白 国外退去騒動の最中

AFPBB News / 2025年1月10日 10時21分

テニス全豪オープン開幕を控え、トレーニングに臨むノバク・ジョコビッチ(2025年1月8日撮影)。(c)William WEST / AFP

【AFP=時事】男子テニス、元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は9日、2022年の全豪オープン開幕直前にオーストラリアから国外退去させられるトラブルに直面した際、一時的に勾留されていたメルボルンのホテルで鉛と水銀が入った食べ物で「毒にあたった」と告白した。

ジョコビッチは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を拒否したことを理由に、オーストラリアのビザ(査証)を取り消されて最終的に国外退去処分となった。同国の滞在許可を求めた法廷闘争が無駄な努力に終わるまでの間は、メルボルンのホテルを改装した勾留施設に収容されていた。

37歳のジョコビッチは男性誌「GQ」のロングインタビューで当時を振り返り、「健康が阻害された。そして、メルボルンのホテルで食べた物で毒にあたったことに気づいた」「セルビアに戻ったとき、いくつかのことが判明した。この件を公に話したことはなかったが、重金属の数値がかなり高かったと分かった。それは非常に高レベルの鉛と水銀だった」と告白。食事の汚染だと確信しているかと聞かれると、「それが唯一の方法だ」と答えた。



一方、GQがオーストラリア内務省に問い合わせたところ、「プライバシーを理由に」コメントできないと通達されたとしている。

2022年の論争にもかかわらず、ジョコビッチは「オーストラリアの人々に対して何の恨みも持っていない」と強調。さらに、「ここ数年間、オーストラリアや世界各地で出会った大勢のオーストラリアの人々が、自分が受けた扱いについて謝罪してくれた。彼らは当時の自分たちの政府を恥じていた」「数年前に自分を国外追放した人たちには会ったことがないし、会いたいとは思わない。いつか会うことがあれば、それでも構わない。喜んで握手して前に進むよ」と語った。

騒動翌年の2023年大会を制したジョコビッチは、四大大会(グランドスラム)のシーズン初戦で12日に開幕する今年の全豪で、自身11回目の大会制覇と歴代最多通算25回目のメジャー優勝を目指す。

【翻訳編集】AFPBB News

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