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アトレティコ、バルサ・オルモらへのプレー許可に反発

AFPBB News / 2025年1月10日 12時25分

24-25スペイン1部リーグ第18節、FCバルセロナ対アトレティコ・マドリード。ボールを競るFCバルセロナのダニ・オルモ(左)とアトレティコ・マドリードのコケ(2024年12月21日撮影)。(c)Josep LAGO / AFP

【AFP=時事】サッカースペイン1部リーグのアトレティコ・マドリードは9日、FCバルセロナに所属するダニ・オルモらがライセンス失効後も同国のスポーツ評議会(CSD)から一時的にプレーを許可されたことについて、「危険な前例」だと批判した。

バルセロナがオルモとパウ・ビクトルの短期ライセンスを2024年内に延長できなかったことから、両選手はラ・リーガから選手登録を解除された。この状況を受けてバルセロナは8日、CSDに予防措置を申請してその承認を得ており、スペインリーグと同国サッカー連盟(RFEF)への上訴が最終的に解決されるまで、オルモとビクトルはプレーが可能となった。

アトレティコは声明で、「アトレティコ・マドリードは、水曜日(8日)に(CSDによって)採択された決議の後、スペインサッカーが置かれている状況について深い懸念を表明する」「この決定は現在のシステムを危険にさらし、競技の規則に疑問を投げ掛けるものだと確信している」とし、「この政府の介入は非常に危険な前例をつくるものであり、ルールを破り、過去における同様の重大な過ちを繰り返す扉を開くことになる」と指摘した。



CSDの決定については、ラス・パルマスも不満をあらわにしていた。

ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、オルモとビクトルのプレーを許可する決定に反対しており、この状況は「悲喜劇」だとソーシャルメディアに投稿。CSDによる今回の措置に驚きを表明し、過去における同評議会や一部裁判所の決定と矛盾していると強調した。

【翻訳編集】AFPBB News

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