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シナーが全豪OP連覇へ初戦突破 観客からは温かい歓迎

AFPBB News / 2025年1月13日 15時55分

全豪オープンテニス、男子シングルス1回戦。勝利を喜ぶヤニック・シナー(2025年1月13日撮影)。(c)DAVID GRAY / AFP

【AFP=時事】全豪オープンテニスは13日、男子シングルス1回戦が行われ、連覇を狙う大会第1シードのヤニック・シナー(イタリア)は7-6(7-2)、7-6(7-5)、6-1でニコラス・ジャリー(チリ)を退け、2回戦に進出した。

優勝の大本命とみられているシナーはこれが今シーズンの初戦だったが、昨年10月から無敗の調子をそのままに昨季から続く連勝を15に伸ばした。

試合後には「接戦だった。最初の2セットはどちらに転んでもおかしくなかった」と振り返り、「いくつかあった難しい場面でうまく対応できて満足している」と話した。

現在は昨年浮上したドーピング疑惑の渦中にあり、前週にスポーツ仲裁裁判所(CAS)が4月に聴聞会を開くと発表した後でも初の試合だったが、ロッド・レーバー・アリーナの観客からは温かく迎えられた。



シナーは昨年3月に2度禁止物質に陽性反応を示したが、理学療法士が同物質を含んだスプレーを切り傷の治療に使用したことで体内に混入したと主張。不正監視団体ITIAはシナーの説明を支持し、処分を科さなかったが、世界反ドーピング機関(WADA)はこれを不服とし、CASに提訴している。

2回戦ではダニエル太郎を下したワイルドカード(主催者推薦)のトリスタン・スクールケイト(オーストラリア)と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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