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キリオスが初戦敗退 全豪シングルス出場は最後と示唆

AFPBB News / 2025年1月14日 11時17分

全豪オープンテニス、男子シングルス1回戦。負傷している腹部を押さえるニック・キリオス(2025年1月13日撮影)。(c)WILLIAM WEST / AFP

【AFP=時事】全豪オープンテニスは13日、男子シングルス1回戦が行われ、ニック・キリオス(オーストラリア)は6-7(3-7)、3-6、6−7(2-7)でジェイコブ・ファーンリー(英国)に敗れ、初戦敗退となった。試合後には全豪オープンのシングルスに出場するのは今回が最後かもしれないと話した。

29歳のキリオスは膝と手首の手術を経て、今月行われた前哨戦のブリスベン国際で1年半ぶりの復帰を果たしたが、同大会で腹部を負傷していた。

全豪オープン開幕直前に予定されていたノバク・ジョコビッチ(セルビア)とのエキシビションマッチ出場も取りやめ、状態が懸念されていた中、この日もサーブを打つ際には痛みで顔をしかめ、第2セット途中にはトレーナーと何度も話し合う場面があった。



全豪出場は3年ぶりだったキリオスは試合後の会見で、「途中でやめて棄権したくはなかった。体に痛みがあったが、相手に敬意を払いたかった。ファンも自分のプレーを見るために何時間も待ってくれていたから」とした上で、「現実的に自分がまたここでシングルスをプレーする姿は想像しにくい」と続けた。

同胞のタナシ・コキナキスとのペアでエントリーしている男子ダブルスには予定通り出場する意向を示した。キリオスはコキナキスとのペアで2022年に全豪オープンのダブルスを制している。

【翻訳編集】AFPBB News

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