廃坑から違法採掘者26人救出、9人の遺体回収 南ア
AFPBB News / 2025年1月14日 18時36分
【AFP=時事】南アフリカ北東部スティルフォンテインにある金鉱の廃坑で、14日までに違法採掘者26人が救出され、少なくとも9人の遺体が回収された。
ヨハネスブルクの南西約140キロに位置するスティルフォンテインに近い廃坑には、さらに数十人が取り残されているとみられ、13日には鉱山救助の専門会社が巨大な救出用ケージを下ろした。
鉱物資源が豊富な南アフリカ各地では、外国人を含め数千人に上る違法採掘者が、閉鎖された鉱山で活動していると言われている。
関係者によると、救出された労働者は極度の脱水で瀕死の状態だった。大半は病院に搬送され、2人は警察の拘束下にあるという。
この廃坑では数週間にわたり、当局が違法採掘者を地上に引き上げるための作戦を展開。その一環として、食料や水の補給路を絶つ「兵糧攻め」が行われた。
南アフリカ政府は13日、一帯で違法採掘に関与している1000人以上が「地上に出て逮捕された」と発表した。
坑道内に残っている正確な人数は、11月中旬の段階で最大4000人とする報告があったが、警察はおそらく数百人とみている。
また11月に1体、12月初旬に6体の遺体が坑内から引き上げられた。最近では地下に100体以上の遺体があるとの主張もある。
【翻訳編集】AFPBB News
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