フリッツが2戦連続圧勝 モンフィスとの好調対決へ 全豪OP

全豪オープンテニス、男子シングルス2回戦。勝利を喜ぶテイラー・フリッツ（2025年1月16日撮影）。(c)Paul Crock / AFP

【AFP＝時事】全豪オープンテニスは16日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのテイラー・フリッツ（米国）は予選勝者のクリスティアン・ガリン（チリ）に6-2、6-1、6-0で圧勝し、3回戦に進出した。

フリッツは1時間22分でガリンを一蹴。1回戦のジェンソン・ブルックスビー（米国）戦でもわずか5ゲームしか落としておらず、ここまで失ったのはわずか計8ゲームで、試合時間も計3時間強と好調を維持している。

3回戦では38歳の難敵ガエル・モンフィス（フランス）と激突する。モンフィスはダニエル・アルトマイヤー（ドイツ）をストレートで下して勝ち上がってきた。

フリッツは、前哨戦のASBクラシックを制してキャリア終盤に復活を見せているモンフィスについて「彼は人間的にも素晴らしい。最近優勝したばかりで、非常にうれしく思う」と話し、「彼もここ2戦は非常にいいプレーをしているから、タフな試合になるだろう」と警戒した。

また、米カリフォルニア州に拠点を置くフリッツは、山火事に見舞われた同州ロサンゼルスの被災者支援のため、1回戦の賞金8万2000ドル（約1280万円）を寄付することを表明した。

【翻訳編集】AFPBB News