米男子ゴルフツアー大会 LA山火事で開催地変更へ

米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊パシフィックパリセーズでの火災で焼け焦げた車（2025年1月16日撮影、資料写真）。(c)Frederic J. BROWN/AFP

【AFP＝時事】全米プロゴルフ協会（PGA）は16日、米カリフォルニア州ロサンゼルスの山火事による甚大な被害を理由に、近郊パシフィックパリセーズのリヴィエラ・カントリークラブで来月予定されているツアー大会ジェネシス招待の開催地を変更すると発表した。

米ツアーと大会主催者は声明で、来月13日から16日まで行われる同大会の代替会場について、「数日中」に発表すると述べた。リヴィエラ・カントリークラブは、2028年ロサンゼルス五輪のゴルフ競技の会場でもある。

パシフィックパリセーズや他の地域でこれまでに少なくとも24人が死亡し、約1万2000棟の建物が破壊されるなどロサンゼルス全域に壊滅的な被害をもたらしている火災が前週発生して以降、今年のジェネシス招待は開催が危ぶまれていた。

コースは火災による被害を受けていないものの強制避難区域に入っており、地域住民には避難命令が出されている。

【翻訳編集】AFPBB News