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大坂なおみ「残念」 腹部のけがで全豪OP途中棄権

AFPBB News / 2025年1月18日 9時20分

全豪オープンテニス、女子シングルス3回戦。試合後の会見に臨む大坂なおみ(2025年1月17日撮影)。(c)DAVID GRAY / AFP

【AFP=時事】女子テニス、元世界ランキング1位の大坂なおみは、17日に行われたベリンダ・ベンチッチ(スイス)との全豪オープン3回戦を腹部のけがで途中棄権し、「残念」と胸中を語った。

2度の全豪オープン制覇を含む四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂は、第1セットの6-5の場面でトレーナーを呼んで腹部の治療を受けた。その後タイブレークの末にこのセットを落とし、ベンチッチと握手を交わしてコートを後にした。

大坂は前哨戦のASBクラシック決勝でも腹部の負傷のため棄権しており、今季最初のグランドスラムを前に苦戦していた。

メルボルンパークで行われた試合後の会見では、「かなり厳しいドローだったので、どうにかしようとするのに少しばかり苦労した。だけど、できる限りのことはやっていた。毎日治療をしていて、夜までそんな感じ。だから、ここまでとても長い日々だった」と語った。



大坂は、今大会でキャロリン・ガルシア(フランス)とカロリーナ・ムホバ(チェコ)から勝利を収め、娘のシャイちゃん出産後では初めてグランドスラムの3回戦に駒を進めていたが、両試合ともに3セットの戦いとなり、ダメージを受けていたのは明らかだった。

けがの状態については「前回の試合で悪化した」と話し、「少し避けられなかったと思う。だけど、選手としての自分は最後までやりたかった」という大坂。ASBクラシックでは決勝まで進んでいただけに、「残念。あの大会で勝っていれば、復帰後では初の優勝だったとも思う」とし、「とにかく、健康を取り戻せる方法を見つけたい」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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