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ロシア、クルスク州で自国民の避難先を攻撃 ウクライナ発表

AFPBB News / 2025年1月18日 10時9分

ロシア西部クルスク州のウクライナ占領地域にある町スジャで、破壊された建物と車。ウクライナによるメディアツアーで(2024年8月16日撮影)。(c)Yan DOBRONOSOV/AFP

【AFP=時事】ロシア西部クルスク州のウクライナ占領地域にある町スジャで16日、ロシア人住民の避難先となっている学校がロシアの小型無人機2機による攻撃を受けた。ウクライナが占領地域に設置した軍事行政当局のオレクシー・ドミトラシェフスキー報道官が17日、明らかにした。

ウクライナは昨年8月、クルスク州に越境攻撃を開始。外国軍によるものとしては第2次世界大戦以来、最大となるロシア領土を掌握したが、その維持に苦戦を強いられている。

ドミトラシェフスキー氏によれば、民間人2人が脳震とうを起こした。無人機が襲来した現場付近には子どもが2人いたが、けがはしていないという。

スジャは、クルスク州のウクライナ占領地域にある最大の町で、越境攻撃開始前の人口は推定5000人。ロシアから欧州への天然ガス輸出の拠点となる施設があるが、ガス輸送はウクライナによって停止された。



クルスク州のウクライナ当局が公開した動画には、校庭を襲撃する無人機が映っている。

襲撃時、学校には女性と子どもを中心に民間人約100人が避難していた。

動画には、ウクライナ兵から無人機攻撃の警告を受け、民間人の集団が校舎内でおびえながら身を潜めている様子が映っている。

ウクライナ側は、同国軍はクルスク州のロシア人住民に食料や医療支援などの人道支援を提供していると主張している。

ドミトラシェフスキー氏によれば、スジャ周辺には民間人約2000人が残っており、これまでにロシアの攻撃で数十人が死亡した。

ロシアは、クルスク州のウクライナ占領地域の奪還を目指している。ウクライナ側は占領地域について、和平交渉の前に重要な交渉材料になると主張している。

【翻訳編集】AFPBB News

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