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バルサDFバルデ ヘタフェ戦で人種差別被害を訴え

AFPBB News / 2025年1月19日 9時59分

24-25スペイン1部リーグ第20節、ヘタフェ対FCバルセロナ。突破を図るFCバルセロナのアレハンドロ・バルデ(右、2025年1月18日撮影)。(c)Thomas COEX / AFP

【AFP=時事】サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナに所属するDFアレハンドロ・バルデが、18日に行われたヘタフェ戦で相手サポーターから人種差別的なやじを受けたと訴えた。

敵地コリセウムで1-1と引き分けた試合後、バルデはモビスターTVのインタビューで、「きょう、一部のファンからさまざまな人種差別的な侮辱を受けた。これはここで言うべきことだと思うし、これが続くべきではないと思う」と述べた。

バルデは試合中に審判へ報告し、国内の人種差別対策プロトコルが発動された。これにより、スタジアム内のサポーターに対して差別行為を止めるよう呼びかけるアナウンスが行われた。

バルセロナのハンジ・フリック監督は、「サッカーや生活の中でこのようなことが起こる余地はない。信じられないことだ。今の時代において、これは完全に間違っている」とし、「彼らは家にいなければならない。試合に行くべきではない」と続けた。



昨年11月には、レアル・マドリードとの伝統の一戦「エル・クラシコ」の試合中に、バルデやチームメートのラミネ・ヤマルに対する人種差別があったとして、3人のファンが逮捕されている。

近年、スペインのサッカースタジアムでは多くの人種差別事例が発生しており、レアルのビニシウス・ジュニオールも頻繁に標的にされている。

【翻訳編集】AFPBB News

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