TikTok、米でサービス停止 トランプ氏は法適用猶予の意向

TikTokの米国でのサービス停止を知らせるメッセージ（2025年1月18日撮影）。(c)Chris DELMAS/AFP

【AFP＝時事】中国系動画投稿アプリ「TikTok（ティックトック）」は18日夜、米国で同アプリを禁止する法律が19日に発効するのを控え、米国内でのサービスを停止した。

TikTokは米国内の利用者に向けて「米国でTikTokを禁止する法律が施行された」「残念ながら現在、TikTokは使用できない」と告知。

その上で、ドナルド・トランプ次期大統領が就任後に「TikTokを復活させるための解決策について協力する意向を示していることは幸運だ」「乞うご期待！」とつづった。

米連邦最高裁は17日、国家安全保障上の懸念から、TikTokの親会社が19日までに米国事業を中国以外の買い手に売却しなければ、米国内で同アプリを禁止する法律を支持する判断を示した。

TikTokをめぐり中国の習近平国家主席と電話会談したトランプ氏は18日、NBCニュースに対し、大統領就任後に法律の施行を90日間猶予する可能性を示した。「確かにそれは選択肢の一つであり、実行される可能性が最も高い」として、「決定すれば、おそらく（就任初日の）20日に発表するだろう」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News