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ガザ停戦発効、ハマスが人質3人解放 人道支援物資の搬入も再開

AFPBB News / 2025年1月20日 9時5分

ガザ地区で、赤十字国際委員会(ICRC)に引き渡される前にハマスの車両に座る(左から)エミリー・ダマリさん、ロミ・ゴネンさん、ドロン・スタインブレッヒャーさん。ハマス報道局提供(2025年1月19日撮影)。(c)HAMAS MEDIA OFFICE/AFP

【AFP=時事】イスラエルとイスラム組織ハマスが15か月以上にわたり交戦したパレスチナ自治区ガザで19日、待望の停戦合意が発効した。イスラエル人の人質3人がガザから解放され、家族と再会した。


解放されたのはエミリー・ダマリさん、ロミ・ゴネンさん、ドロン・スタインブレッヒャーさんの女性3人。ハマスの戦闘員がガザ市の広場で赤十字に引き渡した後、イスラエルの治安部隊によって同国内に移送された。


3人はそれぞれの母親と再会後、同国中部の病院に到着。医師によると、3人の健康状態は安定している。


停戦合意では、2023年10月7日のハマスによる越境攻撃中に捕らえられた31人を含む計33人の人質が、イスラエルの拘束下にあるパレスチナ人ら約1900人と交換される。




ハマスの幹部はAFPに、次の交換は25日に行われると語った。


停戦発効から数分後、国連(UN)は緊急に必要とされる人道支援物資を運ぶトラックの第1弾がパレスチナ領内に入ったと発表した。


アントニオ・グテレス事務総長は停戦を歓迎した上で、「この停戦によって、支援を届けるための重大な治安上の障害と政治的な障害が取り除かれることが不可欠だ」と述べた。


停戦は予定より3時間近く遅れて発効した。その間にイスラエル軍は作戦を継続していると発表。パレスチナの民間防衛隊は、爆撃により19人が死亡、25人が負傷したと報告した。

【翻訳編集】AFPBB News

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