レアルがラス・パルマス圧倒し首位浮上 エムバペ2G

24-25スペイン1部リーグ第20節、レアル・マドリード対ラス・パルマス。チーム3点目を決めて喜ぶレアル・マドリードのキリアン・エムバペ（2025年1月19日撮影）。(c)JAVIER SORIANO / AFP

【AFP＝時事】24-25スペイン1部リーグは19日、第20節の試合が行われ、レアル・マドリードはキリアン・エムバペの2得点などでラス・パルマスを4-1で下し、首位に浮上した。

レアルは完璧な週末を過ごし、前日にCDレガネスに敗れたアトレティコ・マドリードを抜いて2ポイント差の首位に立った。3位FCバルセロナもヘタフェとドローに終わっている。

開始約30秒でラス・パルマスのファビオ・シルバに先制点を許したレアルだったが、18分にエムバペがPKから同点弾を決めると、33分にはエムバペのシュートのこぼれ球から最後はブラヒム・ディアスが逆転弾を決めた。

3分後にはロドリゴの折り返しからエムバペが自身2点目を奪うと、前半終了間際にはハットトリックを達成したかに思われたが、これはオフサイドで取り消された。

57分にはエムバペのパスを受けた左SBフラン・ガルシアのクロスを、ロドリゴが押し込んで4点目を挙げた。

フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン（PSG）からレアルに移籍した昨夏以降、不安定な出だしとなっていたエムバペだが、ここ数週間で最高の調子を取り戻している。この日の2得点でリーグ戦のゴール数は12となり、得点ランキング首位に立つバルセロナのロベルト・レワンドフスキに次ぐ2位につけている。

今季公式戦では30試合に出場して18ゴールを挙げており、攻撃面ではますます重要な存在となっている。

一方、アスレティック・ビルバオはセルタに2-1で競り勝ち、3位バルセロナと勝ち点39で並んでいる。

【翻訳編集】AFPBB News