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独首相、マスク氏批判「極右支持は容認できない」

AFPBB News / 2025年1月22日 11時30分

ドイツ西部フランクフルトで、「アウシュビッツ解放80周年記念日 - 今後は?」と題されたイベントに出席するオラフ・ショルツ首相(2025年1月19日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV/AFP

【AFP=時事】ドイツのオラフ・ショルツ首相は21日、米実業家イーロン・マスク氏が「極右の見解」を支持していると批判した。マスク氏は、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」への支持を表明したり、ドナルド・トランプ米大統領の就任イベントで「ナチス式敬礼」に似ていると一部から指摘されているジェスチャーをしたことで非難を浴びたりしている。

ショルツ氏は世界経済フォーラムでマスク氏について問われると、「欧州とドイツには言論の自由がある」「億万長者であろうと誰であれ、言いたいことを言える。(だが、)これが極右の見解を支持するものであるならば、われわれは容認できない」と述べた。

これに対しマスク氏がX(旧ツイッター)で即座に反論。ショルツ氏の発言に関する投稿を引用し、「恥を知れ、オラフ・くそショルツ!」と投稿した。

世界一の大富豪でもあるマスク氏は、2月23日のドイツ総選挙を前にAfDへの支持を表明。ドイツで幅広い怒りを呼んでいる。

【翻訳編集】AFPBB News

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