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アルカラスが「最大の過ち」嘆く 手負いのジョコに敗戦 全豪OP

AFPBB News / 2025年1月22日 12時8分

全豪オープンテニス、男子シングルス準々決勝。試合後の会見に臨むカルロス・アルカラス(2025年1月22日撮影)。(c)DAVID GRAY/ AFP

【AFP=時事】21日に行われた全豪オープンテニスの男子シングルス準々決勝で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたカルロス・アルカラス(スペイン)が、ジョコビッチの太ももの負傷につけ込めなかったことが「最大の過ち」だったと語った。

大会第3シードのアルカラスは、6-4、4-6、3-6、4-6で第7シードのジョコビッチに逆転負け。すでに四大大会(グランドスラム)を4回優勝しているが、全豪オープン初制覇は持ち越しになった。

37歳のジョコビッチは、第1セットの終盤にトレーナーを呼び、メディカルタイムアウトを取った。左太ももにテーピングを巻いて戻ってきた直後は、状態を確かめながらの動きで、セットも落としたが、その後に次第に調子を上げていった。



アルカラスは、ジョコビッチがまだ苦しんでいた第2セットに、もっと優位を生かすべきだったと感じている。

試合後の会見で、「主導権を握れていたのに、巻き返す機会を与えてしまった。それがきょうの最大の過ちと言える」「第2セットでは、もう少しうまくプレーして、彼をもっと限界まで追い込まないといけなかった。見ての通り、少し動くだけでも大変そうだったのだから」と話し、「その後、彼は調子を上げ、素晴らしいレベルでプレーし始めたと思う」と振り返った。

それでも、「この経験ができてラッキーだ。こういう試合からは、いろいろな場面への対処がたくさん学べる。テニス史上最高の選手の一人との対戦は、今後の成長に大きくつながる」と前向きに捉え、「顔を上げて」オーストラリアを去りたいとした。

【翻訳編集】AFPBB News

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