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F1初の女性レースエンジニア誕生、ハースがミュラー氏起用

AFPBB News / 2025年1月22日 16時27分

フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハースのロゴマーク(2022年3月11日撮影)。(c)Giuseppe CACACE/ AFP

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハースは21日、ドイツ出身のラウラ・ミュラー氏がレースエンジニアに就任することを発表した。F1チームで女性が同職に就くのは初となる。

ハースではもう1人の女性スタッフとして、レッドブルからキャリーヌ・クリデリッチ氏が戦略部門のトップとしてチームに加わる予定となっている。

ハースはコンストラクターズ選手権で7位に入った昨シーズンを足掛かりにチーム改革に取り組んでおり、ミュラー氏のパフォーマンスエンジニアからの昇格もその一環となる。

レースエンジニアは、車のセッティングや走りに関してドライバーと最も密接に連携し、レース中は無線でドライバーとチームをつなぐ役割を果たす。



ハースは新シーズン、エステバン・オコンとオリバー・ベアマンの新しいドライバー体制で臨み、ミュラー氏はオコンを担当する。

ハースの代表を務める小松礼雄氏は、ミュラー氏について「非常に意志が強く」、「非常に勤勉で、仕事に対する姿勢が本当に素晴らしい」と述べた。

「女性エンジニアの数は確かに増えたが、ラウラを選んだのは女性だからではない」「国籍や性別は関係ない。重要なのは仕事ぶりだ。チームにどのようにフィットし、パフォーマンスを最大化できるかが重要だ。これが正しい選択だと信じている」

クリデリッチ氏は3月に加入予定。小松代表が「ずっと」続けてきたという戦略責任者探しはこれで終わることになる。

F1はシーズン前のバーレーンテストが2月26日から28日まで行われ、3月16日に決勝が行われるオーストラリアGPで開幕する。

【翻訳編集】AFPBB News

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