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全豪4強入りシェルトン 「無礼」なTVインタビュー非難

AFPBB News / 2025年1月23日 10時28分

全豪オープンテニス、男子シングルス準々決勝。勝利を喜ぶベン・シェルトン(2025年1月22日撮影)。(c)Adrian DENNIS / AFP

【AFP=時事】全豪オープンテニスは22日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第21シードのベン・シェルトン(米国)は、ノーシードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4、7-5、4-6、7-6 (7-4)で下して自身初の大会4強入りを果たしたが、今大会の試合後に行われている数々のオンコートインタビューについて「ショックを受けた」と述べ、「無礼」だと非難した。

シェルトンは記者会見で「きょうコートの上で『ベン、次の試合で誰と対戦したとしても、誰も君を応援しないというのはどう感じる?』(といった内容の質問された)」とし、「それが事実かもしれないが、一度も会ったことのない人からのコメントとしては尊敬に欠けると思う」と述べた。



「放送局は私たちのスポーツを成長させ、最大の舞台で試合に勝った選手たちがその瞬間を楽しむ手助けをすべきだと思う。ネガティブな要素が多すぎると思う。それは変える必要がある」

シェルトンはまた、ガエル・モンフィス(フランス)に勝利した4回戦後のインタビューでも、「父親」はモンフィスかと尋ねられるような質問をされ、黒人を父に持つシェルトンは「それは黒人ジョーク?」と返答していた。

今週、豪テレビ局の司会者がノバク・ジョコビッチや同選手の母国セルビアのファンを嘲笑したことについて、番組放送中に謝罪していた。

シェルトンは「ノバクをあざ笑った人、あれ一度きりだとは思わない」とし、「自分だけでなく、他の選手にもみられる現象だ」と語った。

「ラーナー・ティエン(米国)の試合でもそれを感じた。彼が(ダニール・)メドベージェフに勝った後のインタビューは当惑したし、無礼だと思った」「放送局からの扱われ方に少しショックを受けている」

シェルトンは準決勝で、大会連覇を目指す第1シードのヤニック・シナー(イタリア)と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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