PSGがマンCに逆転勝ち アーセナルは決勝T進出へ前進 欧州CL

サッカー欧州チャンピオンズリーグ、リーグフェーズ第7節、パリ・サンジェルマン対マンチェスター・シティ。チーム4点目を決めて喜ぶパリ・サンジェルマンのゴンサロ・ラモス（2025年1月22日撮影）。(c)Thomas SAMSON / AFP

【AFP＝時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは21日、リーグフェーズ第7節が行われ、パリ・サンジェルマン（PSG、フランス）は2点差を逆転して4‐2で勝利し、マンチェスター・シティ（イングランド）を敗退の瀬戸際に追い込んだ。一方でアーセナル（イングランド）は3-0でディナモ・ザグレブ（クロアチア）を退け、決勝トーナメント1回戦進出をほぼ確実にした。

シティは雨の降る敵地パリで後半立ち上がりにジャック・グリーリッシュ、アーリング・ブラウト・ハーランドが立て続けに得点を決めたが、すぐさまウスマン・デンベレに1点を返されると、60分にはブラッドリー・バルコラに同点弾を許した。さらにPSGは78分にジョアン・ネベスのダイビングヘッドが決まって逆転に成功すると、終盤にゴンサロ・ラモスがダメを押した。

この勝利でPSGは26位から22位に浮上し、敗れたシティをプレーオフ圏外の25位に押しやった。

アーセナルはデクラン・ライス、カイ・ハヴァーツ、マルティン・ウーデゴールの得点でホームでの勝利を飾り、今大会5勝目を挙げた。リーグフェーズ最終戦でジローナ（スペイン）と対戦するアーセナルは、36チーム中3位につけており、9位のアストン・ビラ（イングランド）に勝ち点3差をつけ、得失点差でも大きく上回っている。

一方でレアル・マドリード（スペイン）は、ロドリゴとビニシウス・ジュニオールが2得点ずつを挙げると、さらにキリアン・エムバペにも得点が生まれて5-1でレッドブル・ザルツブルク（オーストリア）に大勝した。これでレアルは16位に浮上し、この日フェイエノールト（オランダ）に0-3で敗れて15位となったバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）との勝ち点差を1に縮めている。

インテル（イタリア）はラウタロ・マルティネスのボレーシュートが決勝点となり、敵地でスパルタ・プラハ（チェコ）を1‐0で下して4位となり、こちらも1‐0でジローナを下した同都市のライバルACミラン（イタリア）を5位に抑えている。

セルティック（スコットランド）は1‐0でBSCヤングボーイズ（スイス）に勝利し、プレーオフ進出が決まった。

スタッド・ブレスト（フランス）は0-2でシャフタール・ドネツク（ウクライナ）に敗れ、8位以内での決勝トーナメント進出確定を逃している。

【翻訳編集】AFPBB News