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タイで同性婚認める法施行 アジアで3例目

AFPBB News / 2025年1月23日 18時24分

タイ・バンコクで婚姻届を提出したアピワット・アピワットセーリー(ポーシュ)さん(左)とサッパンユー・パナートグンアーム(アーム)さん(2025年1月23日撮影)。(c)Chanakarn LAOSARAKHAM / AFP

【AFP=時事】タイで23日、同性婚を認める「結婚平等法」が施行され、多数のカップルが婚姻届を提出した。アジアで同性婚が法制化されたのは、台湾とネパールに続き3例目。東南アジアでは初となる。


この日、婚姻届を提出した中には、同性愛者で著名俳優のアピワット・アピワットセーリー(ポーシュ)さん(49)とサッパンユー・パナートグンアーム(アーム)さん(38)のカップルもいた。2人は、おそろいのベージュのスーツを着用し、バンコクの登記所で婚姻届の受理証明書を受け取った。ポーシュさんの目はうるんでいた。


ペートンタン・シナワット首相はX(旧ツイッター)に「今日は(LGBTQ〈性的少数者〉を象徴する)レインボー・フラッグがタイの上空に誇らしげに翻っている」と投稿した。




結婚平等法では、「男性」「女性」「夫」「妻」などに代わって性別に関係のない用語が用いられている他、トランスジェンダーの人々の結婚や、結婚した全カップルに対する養子縁組と相続の権利も認められている。


昨年6月に法案が議会で可決され、マハ・ワチラロンコン国王の承認を経て、120日後に発効した。


セーター・タウィーシン前首相は22日、結婚を祝う大規模イベントに出席し、ドナルド・トランプ米大統領を皮肉るように「最近、ある国の指導者が性別は二つしかないと発言したが、わが国はもっと寛容だ」と述べた。トランプ氏は就任初日の20日、性別は男性と女性の二つのみで、トランスジェンダーは認めないと明言していた。

【翻訳編集】AFPBB News

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