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イスラエル首相、マスク氏を擁護 敬礼騒動で「ぬれぎぬ」

AFPBB News / 2025年1月24日 8時34分

米首都ワシントンのキャピタルワンアリーナで開催された大統領就任パレードで、演説するイーロン・マスク氏(2025年1月20日撮影)。(c)ANGELA WEISS/AFP

【AFP=時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、米実業家で大富豪のイーロン・マスク氏がドナルド・トランプ米大統領の就任行事で見せたジェスチャーが一部から「ナチス式敬礼」だと批判されている騒動について、マスク氏は「ぬれぎぬを着せられている」と擁護した。

ネタニヤフ氏はマスク氏が所有するX(旧ツイッター)で、「イーロンはイスラエルの最高の友人だ」と主張。

「唯一無二のユダヤ人国家を絶滅させようとするジェノサイド(集団殺害)的なテロリストや政権から、イスラエルが自国を守る権利を繰り返し強く擁護してきた」と続けた。

さらに、2023年10月7日のイスラム組織ハマスによる越境攻撃の直後に、マスク氏がイスラエルを訪問したことにも言及した。



この訪問は、マスク氏が反ユダヤ主義だと非難された別の騒動の後に行われた。マスク氏は当時、ユダヤ人が「白人を憎悪している」と非難する投稿を「真実に他ならない」と呼んで支持したが、後に謝罪した。

マスク氏は2023年11月のイスラエル訪問中、ハマスの襲撃を受けたキブツ(生活共同体)を訪問したり、イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領と会談したりした。ヘルツォグ大統領はマスク氏に対し、あなたには「反ユダヤ主義との闘いで果たすべき重要な役割」があると伝えた。

マスク氏自身は、ジェスチャーをめぐる批判を一蹴。Xへの投稿で「はっきり言うが、もう少しましな手口を考えられないものか。『誰でも彼でもヒトラー』呼ばわりはもううんざりだ」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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