タイ初の五輪金メダリスト、未成年レイプ未遂で有罪判決

2008年北京五輪で聖火ランナーを務めるタイ出身の元ボクサー、ソムラック・カムシン氏（2008年4月19日撮影）。(c)PORNCHAI KITTIWONGSAKUL / POOL / AFP

【AFP＝時事】タイの裁判所は23日、同国初の五輪金メダリストである元ボクサーのソムラック・カムシン被告（52）に対し、未成年少女への誘拐および強姦（ごうかん）未遂の罪で禁錮約3年の判決を言い渡した。

1996年アトランタ五輪のボクシング男子フェザー級で優勝し、国民的英雄になったソムラック被告だが、2023年12月に当時17歳の少女から、同国北東部コンケンのホテルで襲われたと告訴されていた。

北東部コンケンの地方裁判所は、ソムラック被告に対してわいせつ目的の誘拐と強姦未遂で有罪を宣告した後、賠償金として5000ドル（約78万円）の支払いも命じた。

その後、ソムラック被告は控訴の意向を示すとともに保釈を申請し、30万バーツ（約138万円）で保釈された。

【翻訳編集】AFPBB News