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ズベレフ、負傷棄権でブーイング浴びたジョコ擁護 全豪OP

AFPBB News / 2025年1月25日 11時25分

全豪オープンテニス、男子シングルス準決勝。棄権を申し出て、アレクサンダー・ズベレフ(右)と握手を交わすノバク・ジョコビッチ(2025年1月24日撮影)。(c)Yuichi YAMAZAKI / AFP

【AFP=時事】全豪オープンテニスの男子シングルスで自身初の決勝進出を果たしたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、24日に行われた準決勝での負傷棄権後に一部観客からブーイングを受けたノバク・ジョコビッチ(セルビア)を擁護した。

四大大会(グランドスラム)通算24勝を誇るジョコビッチは、第1セットを6-7(5-7)で落とした後、途中棄権を申し出た。観客の中には、金額に見合う価値が得られなかったと感じてブーイングを浴びせる人もいた。

しかし、ズベレフは肉離れというけがの性質上、そこからさらに2~3時間プレーするのは現実的ではないとし、「彼はおそらく第1セットの後、僕を倒すためには少なくともあと3時間はプレーしなければならないと分かっていた。肉離れなどの筋肉のけがの場合、それは非常に難しい」「だから、ノバクを非難するのはやめるべきだ」と擁護した。



さらに、「ノバクはこの20年間、テニスコートでできる限りのことを全部やってきた」と続け、「彼は大半の選手がプレーを続けられない腹部の肉離れでもこの大会に勝った。ハムストリングの断裂でもこの大会で優勝した。(全豪オープンでは)10度のチャンピオンだ」「このスポーツの歴史の中で彼ほど勝利し、多くのことを成し遂げた人物はおらず、それを尊重すべきだ」と強調した。

自身も足首の大けがを乗り越えた経験を持つズベレフは、ここ最近ではヤニック・シナー(イタリア)次いで多くの試合で勝利し、2024年シーズンを世界ランキング2位で終えた勢いで今季に臨んでいる。

世界1位のシナーとの決勝に向けては、「再びグランドスラムの決勝に進出できて、うれしいのは間違いない。グランドスラムで勝つチャンスが再び到来したことも、もちろんうれしい」としつつ、「これが自分の望む(準決勝の)終わり方だったか? もちろん違う。スポーツでは時折こういうことが起こる。これが人生であり、スポーツだ。人生は続く」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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