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コンゴ東部で戦闘激化 反政府勢力、主要都市へ進軍

AFPBB News / 2025年1月26日 12時36分

コンゴ東部ゴマで、民間人を避難させる国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)のグアテマラ兵(2025年1月25日撮影)。(c)Jospin Mwisha/AFP

【AFP=時事】コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で、同国軍とルワンダの支援を受けた反政府勢力「3月23日運動(M23)」による戦闘が激化している。M23が、鉱物資源が豊富な東部の主要都市ゴマに進軍する中、コンゴ政府は、ルワンダの首都キガリに駐在する外交官を引き揚げさせた。

コンゴ軍のシルバン・エケンゲ将軍は25日夜、「ルワンダはゴマ市を占領する決意だ」と記者団に語った。

南アフリカ、マラウイ、ウルグアイの3か国は同日、今後東部の紛争地帯で平和維持活動に従事していた自国軍の兵士ら合わせて13人がM23との衝突で死亡したと発表した。

AFP記者は、最近激しい戦闘が行われたゴマ─サケ間の道路で、燃やされた国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)の装甲車両から煙が上がるのを目撃した。



MONUSCOは、緊急対応部隊がM23の陣地に対して重砲を使用し、「激しい戦闘を積極的に展開している」と述べた。

欧州連合(EU)のカヤ・カラス外交安全保障上級代表(外相)は同日、M23に進軍停止を要請。ルワンダに対しても「M23への支援を停止し、撤退しなければならない」と訴え、「EUは、ルワンダ軍のコンゴ民主共和国(DRC)における駐留を国際法、国連憲章、DRCの領土保全の明確な違反として強く非難する」とした。

アフリカ連合(AU)やフランスのエマニュエル・マクロン大統領も戦闘の即時停止を求めた。

国連安全保障理事会は、27日に予定していたコンゴ東部での危機に関する緊急会合を、前倒しして26日に開催すると発表した。

国連は「必須ではない」職員をゴマから隣国ウガンダとコンゴ共和国の首都キンシャサに避難させ始めた。英国、米国、フランス、ドイツはすでに自国民にゴマからの退避を勧告した。

【翻訳編集】AFPBB News

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