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全豪連覇のシナーは「全盛期」のジョコビッチ並 完敗のズベレフが脱帽

AFPBB News / 2025年1月26日 23時12分

全豪オープンテニス、男子シングルス決勝。表彰式に臨む準優勝のアレクサンダー・ズベレフ(2025年1月26日撮影)。(c)Martin KEEP / AFP

【AFP=時事】全豪オープンテニスの男子シングルス決勝でヤニック・シナー(イタリア)に完敗したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、シナーは全盛期のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に匹敵すると話し、「別次元」の強さだと表現した。

世界ランキング1位のシナーは26日の決勝で同2位のズベレフに6-3、7-6(7-4)、6-3で圧勝し、大会連覇を果たした。23歳のシナーは昨年の全米オープンも制しており、これで四大大会(グランドスラム)通算3勝目となった。

ズベレフはシナーについて、グランドスラム通算24勝のジョコビッチを引き合いに出し、「今の彼はまるで全盛期のノバクのようだ」「ほとんどミスをせず、ラリー戦でチャンスを得るには必要以上に強打しないといけないという気にさせられる。ノバクや彼を相手に、コートの後ろからポイントを取るのは至難の業だ」とコメント。「現時点で、私には強すぎる」と脱帽し、現在のシナーは「別次元にいる」と付け加えた。



ズベレフにとってこの日の試合は、27歳で迎えた自身3回目のグランドスラム決勝だった。

悲願の初制覇にはまたしても手が届かなかったが、「グランドスラムで優勝できなかった中で歴代最高の選手としてキャリアを終えるのはいやだ」と語り、「こうしたトロフィーを一つでも掲げられるように、できることをすべてやっていくつもりだ」と誓った。

【翻訳編集】AFPBB News

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