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コンゴ主要都市で銃撃戦 ルワンダ軍も越境攻撃

AFPBB News / 2025年1月27日 11時41分

コンゴ民主共和国のゴマで、民間人を避難させる国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)に参加するグアテマラ兵(2025年1月25日撮影)。(c)Jospin Mwisha/AFP

【AFP=時事】コンゴ民主共和国(旧ザイール)軍と反政府勢力「3月23日運動(M23)」による戦闘が激化している東部の主要都市ゴマで26日夜、銃撃戦が発生した。コンゴ側は、M23を支援する隣国ルワンダが越境して軍を派遣していると非難している。

AFP特派員は同日夜、鉱物資源が豊富な北キブ州の州都ゴマで大きな爆発音が聞こえたと伝えた。ゴマ郊外ではここ数日、コンゴ軍および国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)とM23が戦闘を繰り広げている。真夜中には沈静化したが、M23が市内深くまで進軍したかは不明だ。

コンゴ東部では30年以上にわたって地域紛争や民族紛争、武装勢力による衝突が相次いでいる。



コンゴ側は、ルワンダが国境を越えて追加部隊を派遣したことを「宣戦布告」だと非難し、国連(UN)に制裁を求めた。

ルワンダ兵数千人の支援を受けるM23は数日間で、ゴマを防衛するコンゴ軍に向かって急進撃している。

国連部隊にも死者が出る中、アントニオ・グテレス国連事務総長はこの日、ルワンダに軍の撤退を呼び掛けたが、同国側はこれを拒否。ルワンダ外務省は国境付近での戦闘のため「継続的に防衛姿勢」を維持する必要があると主張した。

包囲されたゴマでの戦闘終結へ向け、国際的な圧力が高まっている。仲介役のケニアのウィリアム・ルト大統領はこの日、コンゴのフェリックス・チセケディ大統領とルワンダのポール・カガメ大統領が、今後2日以内に開催される東アフリカ共同体(EAC)地域ブロックの首脳会議に出席する方向で同意したと明らかにした。

【翻訳編集】AFPBB News

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