コロンビアに米から送還の移民到着
AFPBB News / 2025年1月29日 8時57分
コロンビアの首都ボゴタで、米国から強制送還された後、コロンビア空軍機から降りる移民(2025年1月28日撮影)。(c)HANDOUT/Colombian Ministry of Foreign Affairs/AFP
【AFP=時事】米国から強制送還された不法移民201人が28日、コロンビアの首都ボゴタのエルドラド国際空港に到着した。当初、移民は米軍機2機で送還されたが、グスタボ・ペトロ大統領が受け入れを拒否。この日は改めてコロンビア空軍機2機で移送された。
ペトロ氏は当初、米国から先週ブラジルに送還された移民が手足を拘束されていたことに憤慨し、米軍機の着陸を拒否していた。しかし、ドナルド・トランプ米大統領が制裁や関税など報復措置をちらつかせた上、国内での反発もあり、米国との全面的な貿易戦争に発展する瀬戸際で幕引きを図った。
ペトロ氏はこの日、拘束具を着けずに空港に降り立った移民の写真を投稿。「彼らはコロンビア人であり、自由で尊厳があり、彼らを愛している祖国にいる」とつづった。また、「移民は犯罪者ではなく、働き、前に進み、人生を歩んでいこうとしている人間だ」と付け加えた。
2週間前に17歳の息子と共に「より良い未来」を求めて米国に向かったという送還者の1人、カルロス・ゴメスさんは、ボゴタで取材に応じ、米国で見たのは「アメリカンドリームではなく、アメリカンナイトメア(悪夢)」だったと話した。
【翻訳編集】AFPBB News
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