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「イスラエル人をグリーンランドに移住させれば問題解決」 イラン外相

AFPBB News / 2025年1月29日 11時6分

イランの首都テヘランで、オマーン外相との共同記者会見に臨むアッバス・アラグチ外相(2024年12月30日撮影)。(c)ATTA KENARE/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領がパレスチナ自治区ガザ地区の住民をヨルダンやエジプトなどに移住させるべきだと発言したのを受け、イランのアッバス・アラグチ外相は、むしろトランプ氏が購入に意欲を示しているデンマーク自治領グリーンランドにイスラエル人を移住させれば問題は解決するとの持論を展開した。トランプ氏をやゆしたものとみられる。

アラグチ氏は自身のテレグラムチャンネルに投稿した英衛星放送スカイニューズとのインタビューで、「パレスチナ人ではなくイスラエル人を追放し、グリーンランドに連れていこう。一石二鳥だ」「イスラエル人は(パレスチナ人を隔離したいという)問題をグリーンランドとイスラエルで解決できる。グリーンランドはイスラエル人にとっておあつらえ向きの場所になるだろう」と述べた。



トランプ氏は27日、ガザのパレスチナ人をエジプトやヨルダンなどの「より安全な」場所に移住させる考えに意欲を示した。

一方、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師は28日、19日に発効した同国の宿敵イスラエルと、イランが支援するイスラム組織ハマスの停戦に言及し、ガザがイスラエルを「屈服」させたと述べた。

ハメネイ師は首都テヘランでの高官との会合で、「小さく狭いガザが、米国の全面的な支援を受けて完全武装しているシオニスト政権(イスラエル)を屈服させた」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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