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メタ、SNS停止めぐる訴訟でトランプ氏と和解 39億円支払い

AFPBB News / 2025年1月30日 16時56分

米交流サイト大手メタ(旧フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO、左)とドナルド・トランプ大統領(2024年11月27日作成)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS and JEFF KOWALSKY/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領が2021年の米連邦議会襲撃後にフェイスブックとインスタグラムから不当な検閲を受けたとして、運営する交流サイト大手メタ(旧フェイスブック)とマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)を相手取って起こしていた訴訟で、メタは29日、トランプ氏に2500万ドル(39億円)を支払う和解案に合意したと発表した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報じた。この和解は、トランプ氏の勝利と見なされている。

WSJが消息筋の話として報じたところによると、和解金のうち2200万ドル(約34億円)は将来建設されるトランプ氏の大統領図書館の資金に宛てられ、残りは訴訟費用や他の原告への支払いに充てられる。



メタは和解金を支払うが、トランプ氏のアカウント停止をめぐり問題はなかったとの立場を維持するという。メタの広報担当者がAFPに対し、和解は事実だと認めた。

ザッカーバーグ氏はトランプ氏への支持を表明。メタのポリシーを微調整して同社のアプリ内の一部コンテンツに対する制限を解除した。

また今月、ファクトチェック業務の縮小を発表した際に「われわれのプラットフォーム上での表現の自由を回復する」と述べていた。

ザッカーバーグ氏は昨年11月、フロリダ州のトランプ氏の私邸で同氏と夕食を共にしたと報じられている。

【翻訳編集】AFPBB News

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