シックスネーションズ開幕 仏がウェールズ零封の大勝

ラグビーシックスネーションズ第1節、フランス対ウェールズ。勝利を喜ぶフランスのウーゴ・オラドゥ（左）とルイ・ビエルビアレイ（2025年1月31日撮影）。(c)FRANCK FIFE / AFP

【AFP＝時事】ラグビーシックスネーションズは31日に開幕戦が行われ、優勝候補のフランスはルイ・ビエルビアレイとテオ・アティソグベが2トライずつを決めるなどし、ウェールズとのホームゲームを43-0で大勝した。

フランスは前半の22分間でビエルビアレイとアティソグベがそれぞれ2トライを決め、タイトル獲得への期待を高めた。一方、終了間際にはロマン・ヌタマックがレッドカードで退場し、一人少ない中で試合を終了。ヌマタックは8日のイングランド戦への遠征が危ぶまれている。

レ・ブルー（フランス代表の愛称）のファビアン・ガルティエ・ヘッドコーチ（HC）は、この試合のベンチメンバーにオスカル・ジェグとウーゴ・オラドゥを招集。両選手は、昨年レイプ疑惑で捜査を受けた後に起訴が棄却されて以来、初のテストマッチとなった。また、パリ五輪の7人制に専念するため昨季はシックスネーションズを欠場したSOのアントワーヌ・デュポンは、この試合で主将を務めた。

対するウェールズは、これで連敗記録が13に伸びて2007年以来の無得点に終わり、次週のイタリア戦を前に、チームを率いるウォーレン・ガトランド・ヘッドコーチ（HC）への重圧が高まっている。

【翻訳編集】AFPBB News