ブリチュギが大逆転で男子シングル優勝 フィギュア欧州選手権

フィギュアスケート欧州選手権、男子シングル・フリースケーティング（FS）。優勝を喜ぶスイスのルーカス・ブリチュギ（2024年2月1日撮影）。(c)Daniel MIHAILESCU / AFP

【AFP＝時事】フィギュアスケート欧州選手権は1日、エストニア・タリンで男子シングル・フリースケーティング（FS）が行われ、ルーカス・ブリチュギ（スイス）が合計267.09点を記録し、ショートプログラム（SP）8位からの逆転優勝を果たした。

スイス人として1947年以来の優勝者となったブリチュギは、「何と言っていいかわからない。本当に予想外だった」と喜ぶと「失うものは何もなかったので、かなりリラックスして、積極的に滑れた」と話した。

大会2連覇中でSPも首位だったアダム・シャオイムファ（フランス）は、最初のジャンプで転倒すると、他のミスも重なって合計257.99点に終わり、3位に転落した。ニコライ・メモラ（イタリア）が同262.61点で2位に入った。

アイスダンスは、リズムダンス（RD）首位のシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリ（イタリア）組がフリーダンス（FD）を終えて合計212.12点を獲得し、3連覇を達成した。

フランスのエフゲニア・ロパレワ/ジェフリー・ブリソー組が206.76点で2位、英国のライラ・フィアー/ルイス・ギブソン組が206.02点で3位に入った。

【翻訳編集】AFPBB News