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コンゴ東部の戦闘、地域紛争に拡大の恐れ ブルンジが警告

AFPBB News / 2025年2月2日 12時19分

コンゴ民主共和国ゴマで、清掃活動中に不発弾を拾うM23のメンバー(2025年2月1日撮影)。(c)Tony KARUMBA/AFP

【AFP=時事】ブルンジのエバリスト・ヌダイシミイエ大統領は1日、隣国コンゴ民主共和国(旧ザイール)の東部で激化している戦闘が地域全体の紛争に拡大するリスクがあると述べた。一方、アフリカの主要保健機関は、戦闘により深刻な疾病が新たにまん延する恐れがあると警告している。

ルワンダの支援を受けた反政府勢力「3月23日運動(M23)」は、先に東部の最大都市ゴマを制圧した後、首都キンシャサへの進軍の方針を表明した。

ヌダイシミイエ氏はユーチューブに投稿した動画で、「このままでは、この地域で紛争が拡大する恐れがある」「ブルンジだけでなく、タンザニア、ウガンダ、ケニア、つまり地域全体にとって脅威だ」と訴えた。



ブルンジ軍筋はAFPに、同国はコンゴ東部に少なくとも1万人の兵士を配備していると語った。ルワンダは、ブルンジ軍がM23との戦闘に積極的に関与していると反発している。

国連によると、M23とルワンダ軍が1月26日にゴマに入って以来、少なくとも700人が死亡、2800人が激しい戦闘で負傷した。

アフリカ疾病対策センターのジャン・カセヤ事務局長は、最近の戦闘以前から「極限状況に陥っているところに治安の悪化、大規模な避難が重なり、エムポックス(サル痘)ウイルスの変異を助長している」とコメント。

「決定的な行動が取られなければ、銃弾だけでなく感染症の大規模拡大と潜在的なパンデミック(世界的な大流行)によっても命が奪われることになる」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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