好調デンベレが2戦連続ハット PSGがブレストに大勝

24-25フランス・リーグ1第20節、スタッド・ブレスト対パリ・サンジェルマン。得点を喜ぶパリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレ（2025年2月1日撮影）。(c)Fred TANNEAU/ AFP

【AFP＝時事】24-25フランス・リーグ1は1日、第20節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン（PSG）はウスマン・デンベレがハットトリックを決め、5-2でスタッド・ブレストに勝利した。

欧州チャンピオンズリーグのプレーオフでも対戦する両チームの前哨戦は、PSGがデンベレのゴールで前半に先制すると、後半に一時同点に追いつかれたが、デンベレが2点を加えて突き放した。その後に1点差に詰め寄られたが、交代出場のゴンサロ・ラモスが2点を挙げて勝利を決定づけた。

チームは今シーズン国内で無敗を維持しており、2位に勝ち点13差をつけている。2位オリンピック・マルセイユは、2日のオリンピック・リヨン戦に勝利すれば差を少し縮めることができるが、PSGはここ13シーズンで11回目のリーグタイトルに向けて順調に進んでいる。

デンベレはチームがチャンピオンズリーグのプレーオフ進出を決めた1月29日のVfBシュツットガルト戦でも3得点を決めており、4日間で2度目のハットトリックとなった。この日は普段の右サイドではなく、センターフォワードで躍動。このところは公式戦9試合で14ゴールを挙げており、リーグでは得点王に立っている。

両チームは11日にチャンピオンズリーグのプレーオフ第1戦で再び対戦する。ただし、ブレストのホームスタジアムが欧州サッカー連盟（UEFA）の求める要件を満たしていないため、試合はギャンガンで行われる。

3位ASモナコは、新加入のミカ・ビエレスがハットトリックを決めてオセールに4-2で勝利し、マルセイユと勝ち点で並んだ。オーストリア王者のSKシュトゥルム・グラーツから1月に加入したビエレスは、後半の9分間で3ゴールを挙げて勝利をもたらした。

【翻訳編集】AFPBB News