アーセナルがマンCに5発大勝 マンUはパレスに完敗

24-25イングランド・プレミアリーグ第24節、アーセナル対マンチェスター・シティ。イーサン・ヌワネリが決めたチーム5点目を喜ぶアーセナルの選手（2025年2月2日撮影）。(c)Glyn KIRK / AFP

【AFP＝時事】24-25イングランド・プレミアリーグは2日、第24節の試合が行われ、アーセナルは5-1でマンチェスター・シティに大勝し、タイトル争いに踏みとどまった。一方、マンチェスター・ユナイテッドはホームでクリスタル・パレスに0-2で敗れ、再び厳しい結果となった。

アーセナルは開始2分、マルティン・ウーデゴールのゴールで先制。しかし、シティも後半開始早々にアーリング・ハーランドがキャリア通算250得点目を挙げ、同点に追いついた。

それでも、昨季王者のシティは今季かつての強さを発揮できず、同点からわずか105秒後にトーマス・パルテイのシュートがジョン・ストーンズに当たり、アーセナルが勝ち越し。その後、18歳のマイルズ・ルイススケリーがクラブ初ゴールを決めると、カウンターからカイ・ハヴァーツが4点目を追加。さらにアディショナルタイムには、もう一人の若手イーサン・ヌワネリも得点を挙げ、試合を締めくくった。

昨シーズン1位と2位の直接対決を制したアーセナルは、1試合消化が多い首位リヴァプールとの勝ち点差6を維持。一方、シティは4位にとどまったものの、首位との勝ち点差は15に広がり、5連覇は厳しい状況となった。

ユナイテッドは後半、クリスタル・パレスのジャンフィリップ・マテタに2ゴールを許し、ホームでのリーグ戦直近6試合で5度目の黒星を喫した。

公式戦3連勝と本拠地オールド・トラフォードの雰囲気は盛り上がっていたが、この試合では再び創造性を欠き、守備のミスが目立った。さらに、リサンドロ・マルティネスが膝を負傷し、深刻な状態が懸念されている。

トッテナム・ホットスパーは敵地でブレントフォードに2-0で勝利。アンジェ・ポステコグルー監督へのプレッシャーと、降格争いへの懸念を和らげる勝利となった。

スパーズは孫興民のCKからビタリー・ヤネルトのオウンゴールを誘い先制。さらに、孫のアシストからパプ・マタル・サールが追加点を決めた。この勝利でトッテナムは降格圏との差を10ポイントに広げ、14位に浮上した。

【翻訳編集】AFPBB News