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ベルギーが物議醸す勝利、突き飛ばされた相手が試合続行拒否 デ杯

AFPBB News / 2025年2月3日 11時0分

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ、ファイナル予選1回戦、ベルギー対チリ。雄たけびを上げるベルギーのジズー・バーグス(2025年2月2日撮影)。(c) BENOIT DOPPAGNE / Belga / AFP

【AFP=時事】男子テニスの国別対抗戦デビスカップは2日、ファイナル予選1回戦の最終日が行われ、ベルギーはチリから物議を醸す勝利を収めた。

ベルギー対チリ戦では、ホームのベルギーがこの日の第1試合のダブルスで勝利し、2勝1敗とリードした後のシングルスでアクシデントが起こった。第3セットの第11ゲームでサービスブレークに成功したベルギーのジズー・バーグスが、興奮して走りながらネット際を通って自分のベンチに戻ろうとした際、対戦相手のクリスティアン・ガリンにぶつかって突き飛ばしてしまった。

その後、中立の医師はガリンが試合を続けられる状態だと判断したが、ガリン自身は次のゲームに臨むことを拒否し、このゲームを与えられたバーグスの6-3、4-6、7-5での勝利となった。



バーグスは「本当にわざとじゃない」「ベンチに早く行きたくて、間違った判断をしてしまった。相手を待たなければいけなかった」と釈明し、「こんな形で終わるのは本当に後味が悪い」「絶対に相手を傷つけるつもりはなかった」と話した。

バーグスはチリのニコラス・マシュー監督にも謝罪したというが、マシュー監督は「大惨事だ」と語り、「われわれはテニスで国を守るためにここにいる。ガリンは目を痛めてプレーを続行できず、チームも敗退となってしまった」と嘆いた。

国際テニス連盟(ITF)は広報を通じて、「今回の異例の事態に伴う感情は理解しているが、最終的な判断は、あらゆる事実と周辺状況をすべて考慮した後に下した」と述べている。

9月12日から14日に行われるファイナル予選2回戦の組み合わせは以下の通り。

オランダ対アルゼンチン

オーストラリア対ベルギー

ハンガリー対オーストリア

日本対ドイツ

米国対チェコ

スペイン対デンマーク

クロアチア対フランス

【翻訳編集】AFPBB News

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