フォックスが三角トレードでウェンバンヤマ擁するスパーズへ、報道

米プロバスケットボール（NBA）のサクラメント・キングスからサンアントニオ・スパーズへのトレードが伝えられたデアーロン・フォックス（2024年4月16日撮影）。(c)Ezra Shaw/Getty Images/AFP

【AFP＝時事】米プロバスケットボール（NBA）のサクラメント・キングスに所属するデアローン・フォックスが、ビクター・ウェンバンヤマを擁するサンアントニオ・スパーズへ移籍するトレードが最終調整に入っていると、米スポーツ専門チャンネルESPNが2日に報じた。

キングスは先週、契約があと1年残っているオールスター選手のフォックスがチームに長くとどまる意思がないことが分かったため、トレード交渉を開始し、スパーズが有力な移籍先として浮上したという。今季はここまでチーム最多の1試合平均25.0得点を記録し、アシストではチーム2位、リバウンドでは3位だった。

この移籍により、フォックスはウェンバンヤマとタッグを組むことになる。スパーズは今シーズン、ウェンバンヤマを中心とした若いメンバーにベテラン選手を加えて戦っており、フォックスの加入で今後数シーズンのための基盤ができるだけでなく、今季終盤の追い上げが加速する可能性もある。

今回のトレードはシカゴ・ブルズも含めた3チームが絡むもので、キングスはブルズのザック・ラビーンとスパーズのフランス出身の20歳シディ・シソコを獲得する。他に、ブルズへはスパーズのザック・コリンズとトレ・ジョーンズ、キングスのケビン・ハーターが、スパーズにはキングスのジョーダン・マクラフリンも加入すると伝えられている。

【翻訳編集】AFPBB News