グラミー賞、ビヨンセが初の最優秀アルバム賞 ラマーが最多5冠

アルバム「カウボーイ・カーター」で初の年間最優秀アルバム賞を受賞したビヨンセ。米ロサンゼルスで開催された第67回グラミー賞授賞式で（2025年2月2日撮影）。(c)KEVIN WINTER / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP

【AFP＝時事】米カリフォルニア州ロサンゼルスで2日、第67回グラミー賞授賞式が開催され、歌手のビヨンセ（43）がアルバム「カウボーイ・カーター」で初の年間最優秀アルバム賞を受賞した。また、ラッパーのケンドリック・ラマ―は、今年最多の5部門での受賞を果たした。

年間最優秀アルバム賞を獲得したビヨンセは、グラミー史上、最も多くのノミネートと受賞を手にしたミュージシャンとなった。また、年間最優秀アルバム賞受賞者として、今世紀初の黒人女性となった。

アルバム「カウボーイ・カーター」は、カントリー音楽において見過ごされてきた黒人ミュージシャンの貢献にスポットライトを当て、いっそう意義深い受賞となった。ビヨンセは、計3部門での受賞を果たした。

ラマーの楽曲「Not Like Us」は、年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞を含め、ノミネートされた全部門を総なめし、今年最多の5冠となった。

最優秀新人賞には、チャペル・ローンが輝いた。

【翻訳編集】AFPBB News