アルカラス、全豪OP以来の一戦で勝利 ABNアムロOP

男子テニス、ABNアムロ・オープン、シングルス1回戦。ガッツポーズを見せるカルロス・アルカラス（2025年2月4日撮影）。(c)Sander Koning / ANP / AFP

【AFP＝時事】男子テニスのABNアムロ・オープンは4日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス（スペイン）が、ワイルドカード（主催者推薦）で出場したボティク・ファン・デ・ザンスフルプ（オランダ）を7‐6（7‐3）、3‐6、6‐1で下し、勝利を収めた。アルカラスにとっては、全豪オープン準々決勝で敗退して以来の一戦となった。

世界ランキング81位の地元選手を相手に苦戦しながらも、3時間で勝負を制したアルカラスは、「本当に難しい試合だった。序盤は少し緊張していて、いくつかミスをしてしまった。彼に試合を支配され、彼のスタイルでプレーさせてしまった」と振り返った。

オランダ・ロッテルダムで開催されている今大会で、スペイン人選手として初優勝を目指すアルカラスだが、過去に優勝経験のあるダニール・メドベージェフら強豪が立ちはだかる可能性がある。

第2シードのメドベージェフは、前日の試合でスタン・ワウリンカ（スイス）との接戦を制し、勝ち上がりを決めた。また、昨年大会の決勝でヤニック・シナー（イタリア）に敗れたアレックス・デミノー（オーストラリア）も2回戦に進出。さらに、元王者のアンドレイ・ルブレフは、中国の張之臻（ジャン・ジジェン）を6‐3、6‐4で退け、2回戦進出を果たした。

【翻訳編集】AFPBB News