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「コカインはウイスキーほど有害ではない」コロンビア大統領

AFPBB News / 2025年2月7日 11時46分

コロンビアの首都ボゴタにあるナリーニョ宮殿で、閣僚に話すグスタボ・ペトロ大統領(左、2025年2月4日撮影)。(c)PRESIDENCIA COLOMBIA/AFP

【AFP=時事】南米コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は生中継された閣議で、コカインについて「ウイスキーほど有害ではない」と主張し、中南米産という理由で違法とされているとの認識を示した。

コロンビアは世界最大のコカイン生産国・輸出国で、主な輸出先は米国と欧州。

左派のペトロ氏は史上初めて生中継された6時間にわたる閣議で、「コカインが違法とされているのは中南米で生産されているからだ。ウイスキーよりも有害だからではない」「科学者がこれを分析した。コカインはウイスキーほど有害ではない」と主張。

世界中でコカインが合法化されれば、世界のコカイン産業は「容易に解体できる」とも指摘。

「平和を望むなら、(コカイン密売)ビジネスを解体しなければならない」「世界中でコカインが合法化されれば、容易に解体できる。コカインはワインのように売られるだろう」と述べた。



公式統計によれば米国で年間約7万5000人の死因となっている合成麻薬フェンタニルについても、「米国人を殺しているが、コロンビアで生産されているわけではない」と主張。

「フェンタニルは北米の多国籍企業によって医薬品として製造され」、服用した人々が「依存症になった」と続けた。

ペトロ氏は2022年に就任して以降、約60年続く内戦の終結を目指して、麻薬密売に支えられているすべての武装組織との和平を試みてきた。

【翻訳編集】AFPBB News

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