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ガザ人質、全員解放なければ「地獄見るだろう」 トランプ氏警告

AFPBB News / 2025年2月11日 11時25分

パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで、イスラム組織ハマスの戦闘員から赤十字のチームへ引き渡されるイスラエル人の人質(2025年2月1日撮影)。(c)Eyad BABA/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は10日、パレスチナ自治区ガザ地区で捕らわれている人質について、「全員が15日正午までに解放されなければすべては白紙に戻り、地獄を見ることになるだろう」と警告した。

ホワイトハウスで記者団に語った。この発言は、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルの停戦合意違反を主張し、さらなる人質と、イスラエルでのパレスチナ人拘束者の交換の見送りを示唆したことを受けたもの。

先月19日に発効した停戦合意により、ガザで15か月以上続いた戦闘はほぼ停止し、これまでにイスラエル側に拘束されていたパレスチナ人数百人と引き換えに、人質が5回に分けて解放された。

だが、トランプ氏がガザを米国の管理下に置き、200万人以上の住民を他国へ移動させるとする衝撃的な提案を行って以来、緊張が高まっている。



停戦合意では、人質は第1段階である42日間に段階的に解放されることになっている。

ハマスの軍事部門、イザディン・アルカッサム(カッサム旅団)の広報担当者は10日の声明で、次の人質解放は「2月15日に予定されていたが、追って通知があるまで延期される」と表明した。

ハマス側は、イスラエルが停戦下での約束を期限内に履行せず、人道支援の妨害を含む停戦違反を犯したと非難。9日にガザで3人が死亡したことも理由の一つに挙げている。

ハマスはその後の声明で、次の交換の5日前に発表したのは、仲介者がイスラエルに義務を履行させる時間を与えるためだとし、「占領側(イスラエル)が従えば計画通り、交換は可能だ」と述べた。

一方イスラエル側は、「いかなるシナリオ」にも対応できるよう、軍が準備を進めていると明らかにした。

【翻訳編集】AFPBB News

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