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トランプ氏、ヨルダン国王と会談 「米国のガザ所有」を改めて主張

AFPBB News / 2025年2月12日 8時46分

米首都ワシントンのホワイトハウスの大統領執務室で会談するドナルド・トランプ大統領(右)とアブドラ国王(2025年2月11日撮影)。(c)SAUL LOEB/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は11日、ホワイトハウスでヨルダンのアブドラ国王と会談した。トランプ氏は、パレスチナ人を追放し再建されたパレスチナ自治区ガザ地区を「米国の管理下」に置くという考えを改めて強調し、アブドラ国王が反発した。

アブドラ国王は会談後にソーシャルメディアで、「ガザとヨルダン川西岸でのパレスチナ人の強制移住に反対するヨルダンの断固たる立場を改めて表明した。これはアラブの統一した立場だ。パレスチナ人を移住させることなくガザを再建し、深刻な人道的状況に対処することが優先事項であるべきだ」と述べた。

一方でアブドラ国王はトランプ氏に対し、エジプトはトランプ氏の衝撃的な提案に中東諸国がいかにして「協力」できるかについて計画を進めていると伝えた。



トランプ氏はアブドラ国王の訪米前日、ヨルダンが難民を受け入れない場合に同国への米国の援助を停止する可能性を示唆していた。

そうした中、アブドラ国王は会談時に「われわれがすぐにできることの一つは、非常に深刻ながん患者の子ども2000人を受け入れることだ」と述べ、トランプ氏は「本当に美しいジェスチャーだ」と返した。

トランプ氏は先週、米国がガザを「引き継ぎ」、荒廃した同地区を「中東のリビエラ」に再建する構想を発表して世界を驚かせたが、それはパレスチナ人を他の場所に再定住させ、彼らが戻ることは決してないという条件付きだった。

今週後半にはエジプトのアブデルファタハ・シシ大統領がホワイトハウスを訪問する予定。同大統領は11日、「パレスチナ人を強制移住させることなく」ガザを再建するよう求めた。

【翻訳編集】AFPBB News

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