レアルがマンCに逆転勝利、PSGはブレスト下す 欧州CLプレーオフ

サッカー欧州チャンピオンズリーグ、ノックアウトフェーズプレーオフ第1戦、マンチェスター・シティ対レアル・マドリード。3点目のゴールを喜ぶレアル・マドリードのジュード・ベリンガム（2025年2月11日撮影）。(c)Paul ELLIS/ AFP

【AFP＝時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは11日、ノックアウトフェーズプレーオフの第1戦が行われ、レアル・マドリード（スペイン）はジュード・ベリンガムが後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決め、3-2でマンチェスター・シティ（イングランド）に勝利した。パリ・サンジェルマン（PSG）はスタッド・ブレストとのフランス勢対決に先勝した。

試合はアーリング・ブラウト・ハーランドがレアル戦5試合ぶりのゴールを含む2得点を挙げ、シティがわずかな優位を得たかに見えたが、王者レアルが最後に逆転して次週ホームで行われる第2戦に有利な立場で臨むことになった。

シティとレアルがチャンピオンズリーグのノックアウトフェーズで対戦するのは4シーズン連続で、過去3回の対戦では勝者が優勝トロフィーを手にしている。

シティはゆっくりとした試合の入りを経て、19分にジャック・グリーリッシュのパスをヨシュコ・グヴァルディオルが胸で落とし、ハーランドが先制点を挙げた。

しかしレアルも60分、FKがシティの壁に阻まれた後、ダニ・セバージョスがペナルティーエリア内にボールを戻すと、エムバペのボレーはすねでのミスキックとなったが、これが山なりの軌道を描いてGKエデルソンの意表を突く同点ゴールとなった。

試合終了10分前には、フィル・フォーデンがセバージョスに倒されて得たPKをハーランドが決めてシティが再び勝ち越したが、レアルも元シティのブラヒム・ディアスが86分、エデルソンのミスキックから同点ゴールを決めると、ベリンガムが試合終了間際に逆転ゴールを決めた。

PSGは3-0でブレストに勝利。ウスマン・デンベレが2ゴールを挙げ、引き続き驚異的なペースで得点を量産している。

ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）による確認を経て得たPKをヴィティーニャが決めて先制すると、前半終了間際にはチームでの見事な連係からデンベレがニアサイドを抜く追加点を決めた。後半の半ばにはデンベレが味方のシュートのこぼれ球に反応して再びゴールを挙げ、直近11試合で18ゴールとした。

他会場では、ユベントス（イタリア）がPSVアイントホーフェン（オランダ）相手に2-1の勝利を収めた。ボルシア・ドルトムント（ドイツ）はスポルティング・リスボン（ポルトガル）に3-0で勝利し、ベスト16入りに大きく近づいた。

【翻訳編集】AFPBB News