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ほう助自殺容認、伊トスカーナ州が法案可決 国内初

AFPBB News / 2025年2月12日 10時22分

伊トスカーナ州の州都フィレンツェ(2020年9月14日撮影、資料写真)。(c)MIGUEL MEDINA/AFP

【AFP=時事】イタリア・トスカーナ州議会は11日、ほう助自殺を認める法案を賛成27、反対13で可決した。アントニオ・マッゼオ議長が明らかにした。ほう助自殺を認めるのは、同国20州で初めて。

イタリア憲法裁は2019年9月、ほう助自殺を認める判断を下しており、対象とする患者については「救命治療によって生かされており、不治の病に苦しみ、耐え難い肉体的・精神的苦痛を抱えているが、自由かつ意識的に決定を下す完全な能力がある」ことを条件としている。

イタリアではキリスト教カトリックの伝統が根強いこともあり、国会はまだこの問題に関する法案を採択していない。

安楽死の権利擁護団体「ルカ・コシオーニ協会」は代わりに各州に法案を提出。トスカーナ州が初めて可決した。



11日に同州で承認された措置は、州の保健当局に対し、ほう助自殺希望者の申請を審査する委員会の設置を要請。精神科医と心理学者を少なくとも1人ずつ含まなければならないとしている。

申請が認められた場合、患者は自宅か医療施設で人生を終わらせることを決断できるようになるとみられている。

【翻訳編集】AFPBB News

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