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トランプ氏は「認知症のような精神状態」 キーウ市民「ロシア領」に猛反発

AFPBB News / 2025年2月12日 18時58分

ウクライナの首都キーウのレストランで、ドナルド・トランプ米大統領の就任式を映し出すテレビ画面(2025年1月20日撮影)。(c)Roman PILIPEY/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領がウクライナは「いつかロシアのものになるかもしれない」と発言したことを受け、ウクライナの首都キーウの市民は11日、激しい反発を示した。

トランプ氏は10日に放送されたFOXニュースのインタビューで、「彼ら(ウクライナ)はディール(取引)するかもしれないし、しないかもしれない。いつかロシアのものになるかもしれないし、ならないかもしれない」と語った。

この発言について、ダニイルと名乗るキーウ市民はAFPに対して「一種の認知症のような精神状態だ」と非難し、紛争終結を試みたこれまでの仲介者とは異なるアプローチを取って目立ちたがっているだけだとこき下ろした。

別のキーウ市民であるセルヒー・プロコフィエフさんは、「トランプはロシアとウクライナのことについて何も分かっていない。ロシア人とウクライナ人の関係についても全然理解していない」と話し、「私たちが置かれている状況について、側近からうそを吹き込まれているのではないか」と語った。



トランプ氏は1月20日の就任以降、米国の最も近しい同盟国ですら困惑し警戒させるような発言を繰り返している。カナダは「米国の51番目の州になるべきだ」などと主張し、隣国との緊張も高まっている。

ミコラと名乗るウクライナ兵は、「彼(トランプ氏)は何だって好き勝手に考えたり発言したりできるが、ウクライナは決してロシアにはならない」と語った。

また、32歳のキーウ市民フィロンコ・ダリーナさんも同様の考えを示し、「ロシアがウクライナにしたことを、私たちは100年経っても許さない」と話した。

【翻訳編集】AFPBB News

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