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元銀行員が語る!複数の銀行口座を持つメリットとデメリット

オールアバウト / 2024年6月14日 21時40分

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職場で給与振り込みの銀行を指定されたり、高金利定期キャンペーンを利用したいという理由で、複数の銀行に口座を持つ人も。複数の銀行口座を持つ場合には、どのようなメリット・デメリットがあるのか元銀行員が解説します。

そもそも職場で給与振り込みの銀行を指定されたり、高金利定期キャンペーンを利用したいという理由で、複数の銀行に口座を持つ人もいます。複数の銀行口座を持つ場合には、どのようなメリット・デメリットがあるのか元銀行員が解説します。

複数の銀行口座を持つメリットって何?

どの銀行に口座を開設すればよいのか悩んでいる人もいるかと思いますが。その一方で、複数の口座を持っている人も一定数います。

複数の銀行で口座を持つことのメリットは大きく2つあります。

【1】複数のキャンペーン金利の適用がある

せっかく預金をするのなら、できるだけ高金利の銀行に預けたいと考えると思います。各銀行では、ボーナスが支給される時期や春先など、独自にキャンペーンを開催しています。

複数の銀行と取引をしているのなら、一年を通して複数のキャンペーン金利で預けられる可能性が高まるということです。

【2】手数料の節約になる

銀行で振込をするときには、振込手数料がかかってしまうのがほとんどです。

しかし、持っている銀行口座の中に、振り込みたい銀行の支店の口座があれば、他行のATMを利用するよりも手数料は安くなるため、手数料を節約する効果もあります。

その他、ATMからお金を引き出すときにも本支店ATMからなら手数料がかからないことが多いため、提携先ATMを利用するよりもお得になっています。

複数の銀行口座を持つデメリットって何?

メリットがある一方で、デメリットもあります。複数の銀行で口座を持つことのデメリットは大きく2つあるでしょう。

【1】金利の上乗せ幅が小さくなる

複数の銀行と取引があるということは、その分、預入金額が分散されることを意味します。今はどの銀行でも低金利が続いており、金利は横並びという印象がありますよね。

とはいえ、銀行窓口である程度まとまった金額を預ける場合には、表示されている金利にさらに上乗せした金利を提示されることが多いのです。そのような傾向を踏まえると、複数と取引をしている場合には、預入金額が少なくなる傾向にあるため、金利の上乗せが受けにくくなる可能性が高くなってしまいます。

【2】管理が面倒

取引銀行が多くなると、どこにいくらあるのかを確認することが面倒ですし、どの銀行のどのようなサービスを使ってよいのか、その時々にあわせて選ぶのも大変です。

その他にも、預入金額が少なくなる、取引内容が限られているときには、各銀行が提供している独自の優遇サービスなどが受けられないことも考えられます。

ここで掲げているのは一例ですが、複数の口座を持つ上でのメリット・デメリットは覚えておいてください。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)

金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))

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