金利0.15％の定期預金に200万円を預けたら、利息はいくら受け取れますか？

皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。今回は、200万円を1年間、金利0.15％の定期預金に預けた場合の利息についてです。

お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。

今回は、200万円を1年間、金利0.15％の定期預金に預けた場合の利息についてです。

Q：金利0.15％の定期預金に200万円を預けたら、利息はいくら受け取れますか？

「金利0.15％の定期預金に1年間200万円を預けたら利息はいくらもらえる？」（匿名希望）

A：税引き前の利息は3000円受け取れます

相談者は、金利0.15％の定期預金に200万円を預けたいとのこと。

200万円を金利0.15％の定期預金に1年間預けると、税引き前の利息は3000円、税引き後の利息は2391円となります。

現在（2024年6月）メガバンクの1年物の定期預金の金利は0.025％です。もし、こうした定期預金に200万円を1年間預けると、税引き前の利息は500円、税引き後の利息は399円となります。

高金利の定期預金にお金を預けることができれば、多くの利息を受け取れますが、注意点があります。

1つは、期日（満期）までは引き出しできないことです。途中解約してしまうと、普通預金の金利となり、金利が下がることがあります。

もう1つは、預金を引き出す時の手数料です。引き出す時に、金利分が手数料でなくなることのないよう、注意しましょう。銀行によって、会員ステージが上がると手数料が優遇されることもありますので、自分にあった方法で手数料がかからないように預金を引き出すようにしましょう。

最後に、受け取れる利息については、定期預金の利息を計算できるツールが金融機関のホームページなどで紹介されていますので、利用してみてはいかがでしょうか。

監修・文／深川 弘恵（ファイナンシャルプランナー）

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)