65歳以降も収入を得るためには?50代からおさえておきたい仕事を探すヒント6つ
オールアバウト / 2024年6月21日 8時10分
![65歳以降も収入を得るためには?50代からおさえておきたい仕事を探すヒント6つ](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/allabout/allabout_107982_0-small.jpg)
年金収入では生活費が足りないと気づいて、65歳になっていきなり働こうとしてもうまくいかないかもしれません。このような状況に陥らないために、50代のうちから考えておきましょう。
年金収入では生活費が足りないと気づいて、65歳になっていきなり働こうとしてもうまくいかないかもしれません。このような状況に陥らないために、50代のうちから計画的に、65歳以降も仕事を通じて収入を得られるような対策を考えておきましょう。
まずはスキルや人生経験を棚卸し
65歳以降は、どんな働きかが望ましいか、どんなスケジュールで取り組めばよいのか、といったことに迷ってしまったら、「スキル・経験リスト」を作ることをおすすめします。これまでの仕事や人生経験で得た技術の振り返りをして、収入に結び付きそうなものはないか考えてみましょう。![スキル・経験リストを作ってみよう](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/feed/article/2022/12/12/6396899d1f1d6.jpg)
「好きなこと」「ずっと続けてきたこと」「得意なこと」などに分けてみます。書き出してみたことから、収入を得られないかを考えてみましょう。
この棚卸しをした上で、収入を得るための仕事を選ぶヒントを6つ紹介します。
ヒント1:趣味を仕事にする
例えば、自然が好きな方ならば登山ガイドとして働く、木登りが得意な方はロープを使った木登りの認定資格でツリーイング、といったように、趣味を仕事にして収入を得る方法があります。生け花、茶道、お料理、洋裁、和裁、など長く続けてきたお稽古がある方は、その道の講師になることも考えられます。
その他に、カフェ巡りが好きで経営をしてみたいという人は、レンタルスペースで小さく始めてみるのはいかがでしょうか。飲食店開業は大きな費用がかかりますが、レンタルスペースなら什器設備が整っていることが多いので費用面でも安心してスタートできます。
自分が好きでずっと続けてきたことで、ずっと収入を得られたら楽しみも倍になりそうですね。
ヒント2:得意なことを仕事にする
「他人よりもちょっと得意なこと」を教えて収入を得ることも一つの手です。ポイ活、自家製味噌の作り方、ふるさと納税品の選び方など、これまで何気なくやってきた、得意なことはありませんか? 自分にはどうということもなくても、他人にとっては苦手なことは多くあります。SNS等で宣伝をすれば、お金を払ってでも学びたいという人もでてくるでしょう。「得意なことはない!」という人は、お料理、お掃除、片付け、整理整頓、といった得意な家事をお金に換える方法もあります。ネットで情報発信をしてアフィリエイト等でお金を稼ぐ、家事代行サービスをするなどで収入を得ることが考えられます。
ヒント3:会社に再雇用してもらう
スキルの棚卸ししてみて、今やっている仕事が好きだと気が付いた人は、そのまま再雇用で働き続けるという手もあると思います。定年年齢も65歳に延びつつある等、長く働く環境が整ってきています。ヒント4:パートタイムや単発の仕事を探す
好きな分野の仕事がパートタイムや単発バイトで求人していないか探してみましょう。求人情報誌やハローワークなどで探すことができるでしょう。週1日や空いた時間に働ける単発バイトもあります。![65歳以降も収入を得る職業の予想例](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/550/auto/aa/gm/article/4/9/5/3/0/0/202211151427/page-0001-2.jpg)
画像の表を参考にして、65歳以降にも収入を得られる職業の予想を書き出してみてください。
ヒント5:未経験の仕事は人のツテを頼る
好きなことでやってみたい仕事は未経験の場合もあるでしょう。未経験の職業に挑戦したい場合の、収入を得る道を考えてみましょう。方法は2種類、職業に合ったスキルを学んでから稼ぐ方法と、稼ぎながらスキルを学ぶ方法です。私も以前、医療事務の仕事をしていましたが、全くの素人未経験で採用が叶った経験もあります。人のツテも頼って探してみましょう。
ヒント6:資格取得して仕事探しにつなげる
好きな分野の資格を取得することで、仕事につなげる方法もあると思います。国家資格の中には実務経験なしでも取得可能な資格があり、取得して仕事を探す道も考えられます。一例として、行政書士、税理士、宅地建物取引士、マンション管理士、ファイナンシャル・プランニング技能士、中小企業診断士、社会保険労務士などです。民間資格では、介護系は介護職員初任者研修、医療事務系は診療報酬請求事務能力認定試験、などがあります。
資格によっては、取得して独立開業も夢ではありません。他にも国家資格、民間資格をあわせると、数多くの資格がありますので、興味のあるものがないか探してみましょう。
まとめ
65歳以降も働くための50代からの準備を解説しました。ご自身のスキルや得意の棚卸しをして、老後の生活スタイルを想像しながらピッタリの稼ぎ方を見つけることが、一日でも長く楽しく働く秘訣になると思います。一日も早い行動を!
文:小山 智子(不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー)
2013年から不動産コンサルタントとファイナンシャルプランナーの活動を開始。結婚・離婚・不動産・親の介護など自身の経験を生かした発信をしている。
(文:小山 智子(不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー))
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