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世界の有休取得率ランキング! 2位は「シンガポール」「カナダ」、1位は? 日本の順位や傾向も判明

オールアバウト / 2024年6月26日 9時10分

世界の有休取得率ランキング! 2位は「シンガポール」「カナダ」、1位は? 日本の順位や傾向も判明

エクスペディア・ジャパンは、世界11地域の1万1580人を対象に「有給休暇の国際比較調査」を実施し、有給休暇の取得状況をランキングにしました。2位は「シンガポール」「カナダ」、1位は? 日本の傾向も明らかに。(サムネイル画像出典:ELUTAS/PIXTA)

エクスペディア・ジャパンは、世界11地域の1万1580人を対象に、2023年度における「有給休暇の国際比較調査」を実施。対象地域は、アメリカ、イギリス、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、香港、シンガポールです。同調査は、世界中の人々のワークライフバランスを調査するために2000年から継続して実施されており、今回で24年目となります。その中から、「世界の有給休暇取得率が高い地域ランキング」と日本の有給休暇取得の傾向についてご紹介します。

有休取得率が最も高いのは「香港」! 日本の順位は?

1位に輝いたのは「香港」で、有給休暇取得率は108%。平均支給日数が26日のところ、平均取得日数は28日と、100%を上回る結果になりました。2位は「シンガポール」と「カナダ」で、どちらも取得率は95%です。シンガポールは、平均支給日数が20日で平均取得日数は19日。カナダは、平均支給日数19日のうち平均取得日数は18日と、どちらも高い取得率で2位にランクインしました。

日本の順位は11位。調査を実施した11地域の中で最下位という結果になりました。2023年の日本で働く人の平均支給日数が19日、そのうち平均で12日の有給休暇を取得しており、取得率は63%。ちなみに、取得率ではなく取得日数で比較した際も10位という結果で、世界と比較すると有給休暇を取得できていない傾向があるといえそうです。

有休を取得する頻度を比較すると、日本の傾向が明らかに

「毎月有給休暇を取得している」と回答した人に関するデータを見てみると、日本で働く人の3割が毎月有給休暇を取得していると回答しています。今回の調査地域で最も多い割合です。世界と比較すると、長期の有給休暇を取得するよりも、定期的に短期間取得する傾向が強いといえそうですね。
(文:岸上 ゆき)

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