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“45年前の7月1日”、「初代ウォークマン」が発売に! 「音楽を持ち運べる」を創造した功績を振り返る

オールアバウト / 2024年7月1日 7時40分

“45年前の7月1日”、「初代ウォークマン」が発売に! 「音楽を持ち運べる」を創造した功績を振り返る

45年前の今日、あなたは何をしていましたか? 1979年7月1日、ソニーから初代ウォークマンである「TPS-L2」が発売。当時のニュースを振り返ってみましょう。

「そうか、今日はあれがあった日か!」

何気なく過ごしている今日も、過去には何かが起きている日です。当時のニュースを振り返ってみましょう。

ポータブルカセットプレーヤー「ウォークマン」1号機発売

45年前の1979年7月1日、ソニーから初代ウォークマンである「TPS-L2」が発売。価格はソニーの創立33周年にかけて3万3000円でした。

ステレオカセットデッキの普及が進んでいた当時、どこでも手軽に持ち運べる世界初のポータブルステレオカセットプレーヤーとして誕生。

前年に発売していた小型モノラルテープレコーダー「プレスマン」の金型を流用して作られたコンパクトなボディに、新開発の超軽量ヘッドホンが付属していました。

1日中音楽を楽しみたい若者をターゲットとして、わずか4カ月ほどの開発期間で夏休み前に発売。機種名も宣伝部の若手である河野透さんが考えた「ウォークマン」という名称を採用。

カップルや友達同士で聞けるようにイヤホンジャックが2つあり、会話ができるように周囲の音を一時的に取り込む「HOT LINE」ボタンも搭載。

「録音機能なしでは売れない」という社内外の声に反して、若者を中心に大ヒットしました。

世界中で「音楽を持ち運ぶ」ライフスタイルを創造

国内から半年遅れて海外で売り出す際、アメリカでは「Soundabout」、イギリスでは「Stowaway」など違う名前がつけられました。

ところが、正しい英語ではない「ウォークマン」の方がかえってインパクトが強く、口コミでも広がっていたことから、発売後しばらくして全世界的にウォークマンに統一。

最終的には携帯音楽プレーヤーの代名詞となるほどに定着し、海外の権威ある辞書にも掲載されました。

生産台数は第1号機発売から10年で累計5000万台を突破、13年間で累計1億台を達成しました。

現在ではスマホを使ってサブスクで音楽を楽しむ人も増えましたが、「いつでもどこでも手軽にステレオサウンドを楽しめる」というライフスタイルそのものを創造した初代ウォークマンの功績は非常に大きいものだったといえるでしょう。

45年前の今日、あなたは何をしていましたか? この機会に、振り返ってみてはいかがでしょうか。


この記事の筆者:石川 カズキ
1984年沖縄県生まれ。筑波大学人間学類卒業後、会社員を経て芸人・作家・コピーライターに。エレキコミック・ラーメンズを輩出した芸能事務所トゥインクル・コーポレーション所属。第60回宣伝会議賞コピーゴールド受賞、LOFT公式YouTubeチャンネル『コントするイシカワくん』シリーズのコント台本・出演、KNBラジオCMコンテスト2020・2023協賛社賞受賞など。お仕事あればお気軽にご連絡ください。AIから仕事を奪うのが目標です。(文:石川 カズキ)

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